ランドセル認定証

ランドセル認定証

ランドセル認定証とは?

ランドセル認定証

 一般社団法人日本鞄協会ランドセル工業会

一般社団法人日本鞄協会ランドセル工業会という、正式に登記された非営利団体により認定されたランドセルに付与される証です。

ランドセル工業会とは、一般社団法人 日本かばん協会に属し日本製ランドセルの啓蒙活動、 および日本文化であるランドセル産業の振興、発展を目的に活発な活動を行っている団体です。

この認定証は、ランドセル工業会が定める規格に合致する製品にのみ付けています。裏面には、メーカー番号等が記載されていますので、安心してお買い求めください。
出典:一般社団法人日本鞄協会ランドセル工業会

花子ちゃん

ランドセル工業会の定める基準に沿った、安心できるランドセルというお墨付きマークといえる。

ランドセル規格

ランドセル工業会が定めるランドセル規格とは次のとおりです。

  1. すべての縫製が日本国内で行われ6年間の使用に耐え得るもの。
  2. 日本鞄協会発行の「信頼のマーク」を縫着したもの。
  3. 素材は皮革又は人工皮革とする。
  4. 形状はかぶせ部が本体を覆う長さで縦型であるもの。
  5. サイズは大マチ部分の内寸の縦(最高部)が31cm前後、幅が23cm前後であること。

これら要件を見たいしているランドセルには、認定証タグが縫い込んであります。

認定外のランドセルはだめなの?

そんなことはありません。

任意加盟団体である

ランドセル工業会は任意加盟団体であり、会員(ランドセルメーカー)から会費を徴収して運営に充てています。
加盟しなければランドセルを製造できないなどの強制加盟制度ではないので、例え製造工程などの基準を満たしていても、非会員メーカーのランドセルには認定証が付けられることはありません。

形状も決まっている

また、規格の「4」形状はかぶせ部が本体を覆う長さで縦型であるもの。「5」サイズは大マチ部分の内寸の縦(最高部)が31cm前後、幅が23cm前後であること。のとおり、ランドセルの形状までも概ね指定されていますので、これら形状に収まらなければ、基準を満たしていないと判断されるということです。

例えばこの2種類のランドセルについて、日本国内工場でしっかりと製造されたランドセルに間違いありませんが、ランドセル工業会が定めるランドセル規格に収まる形状ではないと考えられます。
※横型は縦横寸法が大きく外れている、半かぶせは本体を覆っていない

まとめ

ランドセル認定証は、任意加盟団体が独自基準で設定したものであり、付いていれば安心の保証にはなるけれど「付いていない=劣っている」と考えることはできません。

つまり、安心を保証する目安として少しだけ役に立つし「付いていれば余計な心配をする必要がない」程度に考えましょう。

参考「認定書のお知らせ」

ランドセル工業会の公式サイト で公開されている案内を見つけましたので掲載します。

ランドセル認定証の案内